iOS9の広告ブロック機能ってGoogleのビジネスモデルを覆すだけでなく、「ユーザーの端末に厳選されたウェブ環境を作ることができる状態」という革命的というか革新的というか次世代というか、かなり大きな変化の第一歩になりそうな予感。
どんどん個人情報というレベルでない個性というか人格というかその人の本人の特性が色濃く反映されたOSに最適化され続けることで、より便利な反面、自分の脳とiPhoneがシンクロしすぎて不気味な感じになるかもしれませんねw
参考
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そして、もう一つ注目なのは「サブスクリプション」
10万ぐらいするiPhoneも毎月30数ドルを払っていれば常に新商品が手に入るシクミらしいです。
参考
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先行しているApple Musicもそうですが、サブスクリプションで少額を毎月課金すれば定額で利用し放題がブームになっています。
iCloudからAppleTVも含めAppleファンは一度入ったら抜け出せなくなりそうです。
ここでの気付きは、サブスクリプションのビジネスモデルの可能性です。
例えば、リフォーム。注文住宅の時にサブスクリプションを導入しておいてリフォームし放題で数十年囲い込む事や保険や保証とパッケージ化したり、様々なサービスと連携も可能ですね。
この辺りはソフトバンクの孫正義さんあたりが得意の切り口で、絶妙なラインとタイミングで根こそぎ市場を独占を目論で準備済みかも知れません。
極端な話、最新機種へ変更する可能性がある商品やサービスはソフトに限らずハードもサブスクリプションで販売できるという事。
- 毎年1回張り替えして部屋のイメージをガラリと変える壁紙のサブスクリプション。
- 毎シーズン事に洋服+靴+アクセサリーが届くファッションのサブスクリプション。
- 毎年1回乗り換えして車の評価・レビューするサブスクリプションでのモニター販売。
- 家の中で自由に無制限に飲み放題のドリンクバーを設置するサブスクリプション。
- 毎日何杯でも飲み放題のサブスクリプションなカフェ。
- 毎日食べ放題のサブスクリプションな食堂。
- 毎日呑み放題のサブスクリプションな居酒屋。
少し食よりの発想に偏ってきました(笑)が、一ヶ月500円でうどん食べ放題で話題になった「うどん定期券」のように、すでにこれらもあるかも知れませんね。
このように競争激化の最先端な市場やビジネスの動きから自社の現状に照らしあわせて得た気付きを活用して、より良いアイデアの素が生まれたりします。
AppleやGoogle、Amazonの先ゆく発想・アイデアを先取りし過ぎずに良いタイミングで自社の市場にローカライズして投入するだけであなたオリジナルのサービスが作れます。
是非参考にしてアイデアをカタチにしていきましょう。
追伸
Amazonパントリーはまだ微妙な気がしますが今後の脅威になる可能性はありますね。とにかくプライム会員という有料会員の制度が強烈かつ強力。シンプルにユーザーのより良いサービスへ再投資し続けるAmazonの強みはまだまだこれから様々な業界へ波及するものと思われます。
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