家電量販店のエディオンがLIXILと資本・業務提携という電撃ニュースから早くも強化が進行しているようです。業界最大手なヤマダ電機もエス・バイ・エルやハウステックといった住関連企業を続々と子会社化して住宅関連の販売強化を進めています。
ホームセンターで下請けをしている会社の社長さんに直接お話を聞いたのですが、かなり安い手間と丸投げなようで、クレームもしわ寄せも悪いのは下請け、利益は元請けがしっかり確保^^;
という相変わらずの旧態依然の図式なようです。最終的に安くて良い工事でより良い暮らしができれば施主さんにとってはいいかもしれませんが、売上悪くなったら撤退してしまう家電量販店では永続的なサポートはどうしても不安です。
一方で、価格が分かりやすいことや家電と組み合わせてリフォームを考えられるメリットがあるのも事実です。事実、大幅に売上を伸ばしてくると思います。商店街がシャッター街になったイオンなどと同じ現象がリフォーム業界にも起きています。これは脅威でもあり、同時にチャンスです。
しかし、地元密着で活動する我々中小建築会社にとって、家電量販店や超大手を敵として同じ土俵で戦っては勝負になりません。ココは敵ではなく、うまく取り込んで活用してしまう方がいいかもしれません。弊社の近所にはヤマダ電機にニトリと各種揃っておりますが、キッチン交換などの交換工事であっても相見積もりになった際はほとんどの方が弊社をお選び頂けています。
実際に施主さん「なぜ数あるお店の中から弊社を選んだのでしょうか?」と質問させて頂きました。
- 他の地元のリフォーム会社は設備機器が高かった
- 家電量販店はパッケージ以外が高かった
- 自分で気に入った仕様の設備を選びたかった
- 長年の実績ある会社にしたかった
など様々なご意見を頂戴しました。ココで得た気付きは「大手ではできない、やらない」という逆のポジショニングです。
これからの時代、超大手かユニークな特長の持つ小さな会社のどちらかしか生き残れないとされています。
- 大手にはできない、大手がやらない事とは何でしょう?
- その中で施主さんが求めていること、施主さんにとって価値が高いものはありませんか?
- そして、そこに御社にしかできない強みや特長を活かせるものはありませんか?
そこにこれから大きく発展するリフォーム業界の中で勝機があります。
その中で確証していることは「社長ブログ」の活用は大手ができないし、やらない、中小零細企業の「ゲリラ殺法」の一つです。
信じられないかも知れませんが、弊社のリフォーム案件の多くは弊社代表の稲葉のブログから発生しています。どうしてでしょうか?
株式会社ハイウィル 社長ブログ:http://high-will.co.jp/president_blog/index.html
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社長の最初の一手!社長ブログが集客マシーンに変貌するロジック
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もう一つの答えは「変化への臨機応変な対応」です。
小さいからこそ小回りがききますよね。大きな時代の変化が起きようとしている今、この小回り力を活用しない手はありません。
大きな組織では入れないスキマ、即時に応対できないスピード、ココにも大きなチャンスが潜んでいると思いませんか?
LIXILやエディオンといった大きな会社が動く時、時にそのチャンスが到来します。つまり今です。
答えは市場にしかありませんので、日々の現場の中での変化をアンテナを張って捉え続けて行きましょう。
見るべきはライバル・競合ではなく、目の前にいるお客様。お客様にとってより良い価値を提供し続ける、その価値があることを知ってもらえる用にメッセージを発信し伝え続けて行きましょう!